さくらインターネットの DNS 設定のゾーン情報を理解したい

さくらインターネットのドメイン管理画面でドメインのゾーン情報をヘルプページを見ながらなんとか設定しました。

ただ、「CNAME」や「MX」など、それぞれの項目が何を意味しているのかわからなかったので調べたことをまとめます。

さくらインターネットの管理画面で設定した内容は下記の画像の通り。ドメイン名「meatthezoo.com」に対して設定しました。

設定内容

簡単ですがそれぞれの設定の意味は下記の通り。

エントリ名タイプデータ説明
@NSns1.dns.ne.jp.「meatthezoo.com」に対してさくらインターネット運営の権威DNSサーバー「ns1.dns.ne.jp.」を指定。
@NSns2.dns.ne.jp.「meatthezoo.com」に対してさくらインターネット運営の権威DNSサーバー「ns2.dns.ne.jp.」を指定。
@A123.456.78.90「meatthezoo.com」を IP アドレス「123.456.78.90」で使用する。
@MX10 @「meatthezoo.com」をメールサーバーに使用する。優先度を 10 に設定。
wwwCNAME@サブドメイン「www」を使用した場合にホスト「meatthezoo.com」と同じ設定を適用する。
mailCNAME@サブドメイン「mail」を使用した場合にホスト「meatthezoo.com」と同じ設定を適用する。
ftpCNAME@サブドメイン「ftp」を使用した場合にホスト「meatthezoo.com」と同じ設定を適用する。

たびたび出てくる「@」は設定対象のドメイン自身(今回の場合 meatthezoo.com)を表すそうです。

タイプとは

「タイプ」項目に登場した文字列の意味は下記の通りです。他にも種類がある様ですがとりあえず今回のゾーン情報の設定に出てきたものだけまとめます。

タイプ意味
NSゾーン情報を管理するネームサーバーのサーバー名を定義するレコード。ホスト(FQDN)をAレコードとして設定されていることが必要。
AIPv4でホスト名とIPアドレスの関連づけを定義するレコード。「www」などのホスト名を入力し、VALUEにグローバルIPアドレスを入力することによって、サーバーへの名前解決が行われる。
CNAME正規ホスト名に対する別名を定義するレコード。ホスト(FQDN)をAレコードとして設定されていることが必要。
MX対象ドメイン宛のメールの配送先(メールサーバ)のホスト名を定義するレコード。ホスト(FQDN)をAレコードとして設定されていることが必要。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です