- 新規 URL が長期間インデックス登録されない
- そもそもクロールされていないので品質の問題では無いのでは?
- インデックスされるサイトとされないサイトがある
- インデックスされるサイトとされないサイトの違いとは
- 対応策
1. 新規 URL が長期間インデックス登録されない
Google Search Console で新規 URL のインデックス登録をリクエストしても、長期間にわたってインデックス登録されない状態になっています。私が認識した限りでは 2021 年 10 月ごろからこの状態です。
状況としては下記の通り「カバレッジ」欄が「URL が Google に認識されていません」もしくは「検出 - インデックス未登録」となっていて、「前回のクロール」欄も「該当なし」になっています。

状況としては、対象の URL に対してクロールが行われていない状態です。
数日間であればクロールされないことはあると思いますが、何度かインデックス登録をリクエストし直しているにもかかわらず2ヶ月もの間クロールすらされないとなると話が変わってきます。
2. そもそもクロールされていないので品質の問題では無いのでは?
この件に関して軽く Twitter を漁ってみたところ、「Google の品質基準が上がったためにインデックスされなくなったのでは」という説をちらほら見ましたが、それは少し違う気がしています。
なぜかというと、上記の通りそもそもクロールすらされておらず、品質の判断もまだな状態だからです。
そして、クロールされた上でインデックスされない状況があれば、通常はサーチコンソールそのその理由が確認できます。
3. インデックスされるサイトとされないサイトがある
私は複数のサイトを運営していますが、その中で今もインデックスされ続けているサイトとインデックスが止まってしまっているサイトがあります。
細かいことを言うと、新規の記事がインデックスされているサイトとされていないサイトがあります。どちらのサイトも既存の記事はそれなりの間隔でクロールされている様です。
実際、インデックスされているサイトは「インデックス登録のリクエスト」の数時間後にはクロールされインデックス登録が完了したりしている一方、インデックスされていないサイトは 10 月以降新規で作成した記事が一切クロールされていない状況です。
4. インデックスされるサイトとされないサイトの違いとは
どちらのサイトも私が記事を書いているので、サイト間で記事の品質は大きく変わらないと思っています。
では何がインデックスされるサイトとされないサイトを分けているのか。
これはあくまで個人的な推測ですが、先ほど触れた2つのサイトの一番大きな違いはサイト全体のアクセス数だと思います。
想像するに、サイト全体の検索パフォーマンスが新規 URL に対するクロールの優先度の判断に影響しているのではないかと思います。
サイト全体の検索流入数が少ないとクロールの優先度がかなり低くなっている様に見えます。
「じゃあ新規で立ち上げたサイトは現時点で検索流入が少なくて新規の記事もインデックスされなかったら一生インデックスされないじゃないか」とも思いますが、そこはさすがに考慮してくれてるとは思います。
5. 対応策
ではサイト全体の検索パフォーマンスを上げるにはどうすべきかですが、新規をクロールしない間も既存の記事はクロールしてくれているということで、単純に既存の記事の検索パフォーマンスを上げていくことに注力する他ないかなと思います。
あくまで推測でしかないのですが、既存の記事の検索パフォーマンスが上がれば新規 URL がクロール対象に含まれるのではと淡い期待を持っています。