Django のおすすめ VPS(仮想専用サーバー)は OS から選ぶべし

Django 開発はレンタルサーバーより VPS の方が楽

レンタルサーバーでは色々な管理は提供者側がやってくれるものの、オーナー権限もなく、結果的に環境構築の難易度が高くなってしまうため VPS がおすすめです。

その上で「じゃあどの VPS が良いのか」という疑問に答えていきたいと思います。

「おすすめ VPS」の前に「おすすめ OS」

実は Django 開発を行う上で、「どの VPS か」で違いが出る部分は少ないです。

その理由ですが、VPS を契約して初めに OS インストールまで終わってしまえば、サーバーの OS にログインしてひたすらコマンドを打っていく作業になり、VPS のコントロールパネルを操作する様なこともほとんどなくなるためどこの VPS かはあまり関係なくなります

パソコンの設定をする時でも Windows なのか Mac なのかは大事ですが、どこの電器屋で買ったかは関係ないですよね。

ただ、後述しますが VPS によって楽にインストールできる OS が違うので、 まず「どの OS か」を考えてその上で「どの VPS なら OS インストールが楽か」を気にする方が適切です。

Django 関連情報の多い Ubuntu、Debian、CentOS がおすすめ

では「どの OS か」についてですが、基本的に Django は Python3 が使えるメジャーな OS なら動きます。ただ、本当にどの OS でもいいかと言うとそうでもなく、トラブル発生時に参考になる情報が多い方が良いと思います。

つまり、Django のセットアップや開発をしていく中で必ず何かしらのエラーに直面するので、その時に使える情報がより多い方が開発をスムーズに行えます。

というわけで、Google 上で Django の関連記事が多い OS を調べてみます。

基本的な検索クエリ「"Django" "インストール"」に Django プロジェクト作成時に必ず実行する「"startproject"」コマンド、そしてそれぞれの OS を組み合わせて検索結果が何件返ってくるかをみてみました。

"Django" "インストール" "startproject" + OS 名検索結果数
Ubuntu16,200
Debian15,300
CentOS1,940
Fedora522
Windows Server514
FreeBSD312
Arch Linux232
openSUSE157
NetBSD52
OpenBSD8
CentOS Stream5
Rocky Linux4
*数字は 2021 年 12 月時点のものです

OS によってかなり差がありますね。あくまで目安ですが、Ubuntu、Debian、CentOS あたりの情報はそれなりに多いのでおすすめです。

ただ、CentOS に関しては CentOS 8 のサポートが 2021 年 12 月に終了し、CentOS Stream への移行が推奨されています。CentOS 7 のサポート期間は 2024 年 6 月まで続きますのでこれから使うなら CentOS 7 か、新しいもので試してみたい方は CentOS Stream で試すのもありです。

Ubuntu、Debian、CentOS のインストールが簡単な VPS

OS が絞れたところで、先述したとおり VPS によって特定の OS インストールをほぼ自動でやってくれるものがあります。

例えばさくらの VPS であればコントロールパネルで選択した OS を自動でインストールしてくれますし、GMO のクラウド VPS であれば契約時に選択した OS をインストールされた状態でサーバーが用意されます。

さらに ConoHa VPS に関しては Django のセットアップまである程度自動化されています。

なので Django 関連記事が多いこれらの OS を簡単にインストール出来る VPS を紹介します。

  1. ConoHa VPS
  2. さくらの VPS
  3. お名前.com VPS
  4. クラウドVPS by GMO
  5. KAGOYA Cloud VPS

1. ConoHa VPS

確認ポイント
自動インストール対象の OSCentOS 7.1 〜 7.9
CentOS Stream 8
CentOS Stream 9
Ubuntu 18.04
Ubuntu 20.04
Debian 9.13
Debian 10.10
Debian 11.0
自動インストールの方法サーバー追加時にテンプレートを選択することでサーバー作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバーの構築が完了。

公式ページVPS を追加する
お得な情報初期費用無料

解説

今回紹介する中で最も対応 OS の種類が豊富なのがこちらの ConoHa VPS。

OS だけでなく Django のテンプレートもあり、簡単にセットアップが可能です。ちなみに Django のテンプレートを利用する場合は OS が自動的に CentOS になるそう。

自動インストール対象の OS の種類も多いですし、下の記事の様に公式が親切に色々な情報を載せているのもポイントです。

公式サイトConoha VPS

2. さくらの VPS

確認ポイント
自動インストール対象の OSUbuntu 18.04
Ubuntu 20.04
CentOS 7
CentOS Stream 8
自動インストールの方法VPSコントロールパネルからワンクリックで再インストールが可能。

公式ページさくらの VPS 新規追加(コントロールパネル)
お得な情報初期費用無料

解説

「Django VPS」で検索すると最も日本語記事が出てくるのが「さくらの VPS」。私自身も Django を動かすのにはさくらの VPS を使っています

公式サイトでも、VPS のセットアップの手順として CentOS を例に詳しく説明してくれているのもありがたいです。

ネコでもわかる!さくらのVPS講座 ~第二回「サーバーをさわってみよう!」

公式サイトさくらのVPS

3. お名前.com VPS

確認ポイント
自動インストール対象の OSUbuntu 18.04
Ubuntu 20.04
CentOS 7.5 ~ 7.9
CentOS Stream 8
Debian 9.13
Debian 10.10
自動インストールの方法VPSコントロールパネルのサーバーセットアップで OS とバージョンを選択可能。

公式ページサーバーを初期セットアップする
お得な情報初期費用無料

解説

OS の初期インストールの方法は下記の公式ページに記載があります。

公式サイトお名前.com VPS

4. クラウドVPS by GMO

確認ポイント
自動インストール対象の OSCentOS 7.9
CentOS 8.2
Ubuntu 20.04
Debian 10.0
自動インストールの方法契約時に選択した OS をインストールした状態でサーバーが用意される。

公式ページ新規サーバー申し込み方法
お得な情報初期費用 0 円

解説

契約時の OS 選択について下記の公式ページで解説が載っています。

公式サイトGMOクラウドのVPS 詳細はこちら

5. KAGOYA Cloud VPS

確認ポイント
自動インストール対象の OSCentOS 7
CentOS 8
CentOS Stream 8
Ubuntu 18.04
Ubuntu 20.04
自動インストールの方法専用コントロールパネルからテンプレートとアプリケーションを選択して環境構築可能。

公式ページインスタンス作成
お得な情報初期費用 0 円

解説

こちらもコントロールパネルからインスタンスを作成する際に任意の OS を指定することができます。

公式サイトKAGOYA Cloud VPS

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